日本国内の市場を見た場合、2010年のキーワードは「ソーシャルアプリケーション」一色になるでしょう。

mixiOpenSocialを基本としたmixiアプリを始めており、2009年中に100万人を超すユーザー数を複数のソーシャルアプリケーションが集めた実績を見て、金鉱掘りに大手もベンチャーも躍起になる事が予想されます。
特に2010年はmixiだけでなく「ゲームカテゴリ」に絞ってはいますがDeNAのモバゲーもOpenSocialベースのプラットフォームを法人に公開するため、SNSをベースにしたカジュアルゲームブームが続くと思いますが、似たようなソーシャルアプリケーションが乱立した場合にユーザー離れ/伸び悩みを解消できるかがポイントになるでしょう。
また、mixiモバゲーソーシャルアプリケーションFacebookアプリケーションと同じような流行の傾向になった場合には、Facebookへ逆輸入する会社も出てくるかもしれません。

ソーシャルアプリケーション以外にも幾つもの期待の技術があります。

  • ・Android端末の普及
    1. AndroidについてはNTTドコモSoftbankから年内に4,5端末は発売されると思われます。
      国内でもNEC等の端末製造メーカーが検討を始めているというニュースが流れており、これにHTCソニーエリクソンXperia X10(英語)や、DELLのMini3等が出てくるかと思います。
      また、NTT東日本の光iフレームやBIGLOBEのWebStation等のAndroidをOSとしたガジェットの発売も控えており、Android端末の普及元年になると思います。
  • ・ライフストリーミングサービスの本格化
    1. ライフストリーミングサービスとはTwittermixiボイスAmebaなうのようなつぶやき系サービスの事を指します。
      これらのサービスは携帯電話との相性が良く、世界で一番ブログ好きとして有名な日本人に向いているので、日本で流行る土壌はすでに出来上がっているため、大きく成長する分野になってくると思われます。
      また、モバツイッターのようにライフストリーミングサービスのAPIを活用したサービスも多く出てくるでしょう。
  • ・デジタルフォトフレーム
    1. すでに2009年の時点で大きな売上を見せているデジタルフォトフレームですが、2010年はネットとの接続や3D等のデジタルフォトフレームが各社から発売されるでしょう。特にNTTドコモSoftbankの2キャリアが携帯電話のネットワークを利用した製品に力を入れており、市場はさらに発展していくと思われますが、徐々にAndroidChumbyといった商品との垣根がわからなくなってくる可能性もあります。
  • ・クラウドコンピューティングサービスの拡充
    1. 2009年のIT系雑誌のタイトルをもっとも多く飾ったと思われるクラウドコンピューティングですが、2010年には言葉だけでなくサービスとして本格的に国内でも動き始める事が予測されます。ただし、クラウドコンピューティングについては海外勢が圧倒的に先をいっているので、国内勢のがんばりに期待したい分野でもあります。
  • ・AR
    1. セカイカメラで一躍時の言葉となったAR(拡張現実)ですが、2010年はデジタルサイネージ等の分野と共に様々な企業から製品サービスが発表されたり、ARのベンチャーの資金調達や買収等が話題になるかと思います。ただし、この分野での一般向けサービスでの先駆者であるセカイカメラを使っていても感じるのは、まだまだこれから成長が期待できる市場ですし、何よりARの土壌になっているiPhoneやAndroidのソフトウェア/ハードウェアの向上も条件になってくる分野だと思われます。

他にも注目されるサービス分野や製品があると思いますが、順次面白い情報が入り次第紹介していければと思います。